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株式会社 シー・ティー・ワイ(CTY)


開局25周年。地域の皆様の「安心」「信頼」「快適」「充実」をモットーにさらにサービスを拡充

四日市市本町に本社を置くケーブルテレビ局「シー・ティー・ワイ」は今年1月31日、開局25周年を迎えた。
地上デジタル放送、多チャンネル放送(CS・BS)、インターネット、緊急地震速報サービスを提供しているほか、地上11 ch、12 chで北勢地域の行政、経済、社会のニュースなどふるさとの〝旬〟をギュッと詰めた番組作りに励みながら、新たなサービスにも挑戦している。

 CTYは、平成2年に本放送を開始し、四日市市、三重郡菰野町、いなべ市、桑名市長島町、桑名郡木曽岬町と順にサービスエリアを拡大した。平成9年にはケーブルテレビ局として全国で初めて、一般加入者向けにケーブルテレビ回線を利用したインターネット接続サービスを実施、平成14年にいなべ営業所を開設、平成16年には地上デジタル放送・CSデジタル放送を開始した。
 立ち上げ時期から携わってきた現社長、塩冶憲司氏は、「当初は海のものとも山のものともつかぬ事業で、テレビはただ(無料)のものという意識のころでした。ケーブルテレビという名前が一般的ではありませんでしたから、分かっていただくのに苦労しましたが、お客さまをはじめ、サポートいただいた各種団体、企業の協力があったからこそ25周年を迎えられたと思います」と地域への感謝の気持ちを述べる。
 開局時は10人ほどの社員だったが、現在は約160人の従業員を抱えるほどに成長した。「ケーブルテレビの先進国であるアメリカへも視察に行きました。インターネットサービスを始めた2年後から契約も増え、事業が軌道に乗り始めました。地域の皆様には、番組制作や情報提供などで下支えしていただいてきました」と振り返る。

CTY光サービスの全エリア化と新たな挑戦

 超高速でのインターネット接続サービスを提供しようと、平成25年春から開始した「CTY光」サービス。27年度中には全エリア、全利用世帯での切り替えを目指している。「時代の流れの中、通信サービスには『光』というブランドがついて回ります。光通信にすることで、各家庭と双方向でつながる体制を作っていかなくてはなりません。」と塩冶社長。
 CTYでは、昨年から今春にかけて新たに始めたサービスが多数ある。「CTYスマートテレビ」「CTYトビラフォン」「CTYスマホ」だ。
 昨年10 月には、テレビ1台で番組の視聴だけでなくさまざまな楽しみ方ができる「CTYスマートテレビ」のサービスを開始した。
 一つの契約で、地上波、CS、BSチャンネル放送の視聴や録画ができるだけでなく、You tube、ニコニコ動画等のアプリが家庭のテレビ画面で楽しめるほか、パソコン、スマホ、タブレットとWi-Fi(無線LAN)接続も可能となり、専用アプリを使用することで、テレビの楽しみ方が変わるという。
 迷惑電話フィルタサービスといった画期的なサービスも昨年11月から始めている。振り込め詐欺など悪質な迷惑電話、勧誘電話、セールス電話を排除するためのもので、「CTYトビラフォン」と銘打った。インターネット回線に接続した専用端末を電話機の手前に取り付けると、警視庁や警察、消費生活センター、お客様などから登録されている悪質電話番号(約2万5千件)を認知し、電話に出る前に端末が赤く光るなどして知らせてくれる。一般の電話回線の迷惑電話番号拒否設定などに比べ、フィルタされる危ない電話番号が常に更新されるため、煩わしさがなくなり、巧妙化している「振り込め詐欺対策」としても注目を集めている。
 CTYスマホへの参入は、これまでの「テレビ」「インターネット」「固定電話」といった3分野からの新たな挑戦。厳しい競走市場ではあるものの、時代の流れを受けて、今年4月から開始した。スマートフォンをお手軽な価格で提供するのが特徴。一般のスマートフォン同様に、ドコモの回線を活用しながら音声通話やアプリ、メールを利用できる。将来的には、家庭のスマートテレビとスマホを連動させた情報配信も検討している。
 このほか、次世代のサービスに向けた取り組みにも余念がない。
 「4K」については、ケーブルテレビ業界でも、本放送に向けた準備が進められている。4K放送は、従来の4倍の画素数で豊かな色を表現、奥行きのある映像で、よりリアルな視覚体験をもたらしてくれるのが特徴だ。
 昨年10月からショッピングセンター「アピタ四日市店」の3階に開設した「CTYラウンジ」には、4Kテレビが設置されており、買い物客らが視覚を体験でき、好評だ。
 4K放送は、平成28年のリオ五輪に加え、平成32年の東京五輪などでの放送が期待されている。
 また、本年10月から国民一人ひとりにマイナンバーが通知され、平成28年1月からはその利用が始まる。現在、ケーブルテレビ業界では、この制度を利用した取り組みも検討中だ。
 CTYでも今年2月、総務省のマイナンバーカード(実験用)を使った実証実験に参加した。 
 「便利なカードとしていかに普及できるか、という視点から関係団体へはたらきかけていきたい」としている。
 このようにサービスが複雑になると、サポートが重要となる。
〝接続や初期設定が分からない〟〝パソコンのセキュリティが心配〟〝迷惑メールをどうにかしたい〟―など、お客さまの困りごとに対応する「CTY安心サポート」も充実させている。料金は月額600円と安価。社員が駆け付けお困りごと解決のお手伝いをするほか、自宅に居ながらにして受けられる遠隔誘導サービスも実施。さまざまな困りごとに素早く対応できるよう、社員教育にも積極的に取り組んでいる。

地域情報と災害情報の充実

 CTYでは、現在、同じCCJグループ(※)の「ケーブルネット鈴鹿(CNS)」と共同で、月曜から金曜の午後6時からのニュース番組「ケーブルNews」をはじめ、「北勢情報トライフル!」「北勢スポーツ ホクスポ」「お店タウンマップいいね!」「CCJ三重×新潟 みりょく探訪リレー」「おおきくな~れ」など、さまざまな番組作りを通して北勢地域の情報を発信している。
 また、サービスエリア内の自治体とは「災害時支援協定」も結んでおり、災害時には住民に被害や情報などを優先的に伝達する体制も整えている。
 塩冶社長は「25年間やってきて、お陰様で皆様に親しまれてきましたが、果たして情報が発信しきれているのか、と考えると疑問でした。これからは鈴鹿以北の情報を網羅して、しっかりやっていこうという思いです」と語る。
 その上で今後の課題として、災害時の情報発信の在り方を挙げる。「昨年2月に放送した北勢サミットでは、鈴鹿以北の市長、町長に出演頂き、防災の課題について議論頂いた。地域の課題がまだまだ多いことが分かった。」と言う。そのため、県内各ケーブルテレビ局が情報交換し、得意分野のノウハウを共有しながら、互いに成長していく必要性を訴える。
 また、「災害時には、地域の状況を分かりやすいメッセージで配信したり、家族の安否を確認できたりする仕組みも考えたい。今より進化させたかたちを双方向で実現させることです。光化して安全、安心に加え、便利と快適を創り出すことが使命」。暮らしに役立つ情報が、自宅のテレビですぐにチェックできる時代が到来しているのだ。

これからも育ててもらった地域への恩返しを

 四半世紀を経て進化しつづけるCTY。従業員らも増加し、塩冶社長は「人が一番大切。安心して勤めることができる会社づくりをしながら、地域周辺への貢献に努め、ここまで育てていただいた恩返しをしていきたい」と抱負を語る。
 さらには、地域で生きていくケーブルテレビ局。地域の情報発信基地となり、地域の良さを発掘し、地域の活性化に貢献していくことが、今後もますます求められるだろう。

株式会社シー・ティー・ワイ(CTY)

〒510-0093
三重県四日市市本町8-2
Tel 059-359-3016
HP / http://www.cty-net.ne.jp/

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